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2012.10.04
日銀金融政策決定会合2日目。3連休前に一波乱あるか。
前原誠司経済財政相が、日銀の金融政策決定会合に出席する方針を固め、明日5日に政府代表として出席。ただし、会合で議決権を行使することはできず、ブルンバーグとのインタビューでも事前事後に何を発言するか(したか)についても公表しないとしている。
しかしながら、この異例の出席は、日銀へのプレッシャーとなると同時に、政府の形を変えたデフレ脱却宣言として、対外的に一定のインパクトはあろう。
時を同じくして、為替が円安方向に振れ始めたこともこれと無縁ではなかろうと思われる。経財相の出席は2003年4月の竹中平蔵氏以来となるらしいが、これが日経平均が7607円の大底をつけ、本格的反騰を開始した時期に重なることも、少しばかり期待感を抱かせる。
市場の織り込み方如何ではあるが、一段の金融緩和策が出ても出なくても、動意づきそうな波乱含みの金曜日を迎える。
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